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e-BOXER(マイルドハイブリッド)とe-BOXER(ストロングハイブリッド)の違い

投稿日:2025年10月24日 更新日:

 

みなさんこんにちは

 

カースポット東広島です。

 

いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。

 

 

本日はSUBARUのハイブリッドシステムについてです!

 

 

今や身近な存在となったハイブリッド車ですが、SUBARUでは

 

e-BOXER(マイルドハイブリッド=M:HEV)

 

e-BOXER(ストロングハイブリッド=S:HEV)

 

2つの独自ハイブリッドシステムを採用しております

 

 

 

『M:HEV』と『S:HEV』は、どちらも『e-BOXER』と呼ばれているSUBARUのハイブリッドシステムですが、この2つのハイブリッドシステムの違いをみなさまはご存じでしょうか???

 

 

本日は、2つの『e-BOXER』それぞれの特徴について解説いたします。

 

 

 

SUBARU ハイブリッドのこれまでの歴史

 

まずは、SUBARUのハイブリッドについて歴史を振り返ってみます

 

SUBARUのハイブリッドの歴史は浅く、SUBARUがはじめてハイブリッドシステムを搭載した車は、2013年6月に発売された2代目SUBARU XV(GP型)でした。

 

 

 

当時のハイブリッドシステムはe-BOXERと呼ばれていませんでしたが、水平対向エンジンとの組み合わせや構造は今と変わりません。

 

モーターをエンジン出力のアシストとして効果的に用いることで、より加速感のある愉しい走りと、環境性能の両立を実現させました

 

ハイブリッド化に伴うモーター、高電圧バッテリーなどの配置には、SUBARU独自のシンメトリカルAWDレイアウトがもたらす低重心および優れた重量バランスを活かすことで、高い運動性能を確保しています。

 

 

 

そして現在の『e-BOXER(M:HEV)』としての導入がはじまったのは、2018年に発売された5代目フォレスター(SK型)からです

 

 

当時、『e-BOXER(S:HEV)』が誕生するまでは単に『e-BOXER』と呼んでおりました。

 

効率を高めた2.0L直噴エンジンに、コンパクトで高性能なモーターとバッテリーをシンメトリカルAWDレイアウトに統合することで優れた重量バランスと低重心を実現。

 

リニアトロニックとあわせて、従来の優れた走行性能に加え、アクセルをひと踏みした瞬間からスムーズに加速する軽快な走りを提供することができました。

 

 

その後間もなく、SUBARU XV、インプレッサにも『e-BOXER』が搭載されます。

 

当初は搭載される車種はともにAdvanceグレードのみの展開でしたが、改良が進められるごとに増えていきました。

 

 

そして、2024年10月にはエンジンとモーターを動力源とするハイブリッドシステム「ストロングハイブリッド」を発表。

 

2024年12月「SUBARU XV」から車名を一新した「クロストレック」で初採用されます。

 

 

このタイミングでもともと『e-BOXER』と呼んでいたマイルドハイブリッドを『M:HEV』、ストロングハイブリッドを『S:HEV』と区別するようになりました

 

 

ちなみに『e-BOXER』という名前の由来ですが

 

左右に向かい合ったピストンが水平対向に打ち合うように往復する水平対向エンジンの様子を、ボクシングのボクサーが互いにパンチ🤜を打ち合う姿に見立てて

 

「ボクサー(BOXER)エンジン」と呼んでいます。

 

「BOXER」の前にある「e-」「EV走行」「ECO」など複数の意味合いがあります!

 

 

このような歴史を積み上げてきたSUBARUのハイブリッドシステム『e-BOXER』ですが、具体的にどのような仕組みなのかを解説します。

 

 

 

■e-BOXER(M:HEV)

 

モーターの力でスムーズかつ力強さく加速する

 

滑らかなエンジンフィールと軽量・コンパクトで低重心な構造がもたらす優れた運動性能を持つ水平対向エンジンと電動技術を組み合わせたパワーユニットです。

 

SUBARUの水平対向エンジンを筆頭に、コンパクトで高性能なモーターとリチウムイオンバッテリーを、左右対称・一直線上に配置

走行状況に応じて動力源であるエンジンとモーターを効率よく使い分ける「パラレル方式」を採用しています。

 

 

「ガソリンエンジン」を主な動力としており

 

低速時などはエンジンを自動的に停止して『モーター走行』

 

発進時や加速時などには電気モーターがエンジンをアシストする『モーターアシスト走行』をします。

 

 

「ガソリンエンジン」と「電気モーター」の協調制御によって、高い走行性能と燃費向上、排出ガスの低減を実現しました。

 

 

以下、ガソリン車とM:HEV搭載車との燃費比較

 

例)インプレッサ FWD

 

 

ガソリン車と比較すると燃費向上はありますが、走行性能に重点を置いているため大きく差がないと感じる方もいらっしゃると思います

 

ですが、その分M:HEVは快適な走りが魅力です

 

モーターの伸びやかな加速で軽快な走りをご体感いただけます

 

 

 

搭載車種※2025年10月時点

 

 

インプレッサ

ST-G / ST-H / ST-H Style Edition グレード

 

 

 

クロストレック

Touring / Limited / Limited Style Edition グレード

 

 

 

 

 

■e-BOXER(S:HEV)

 

力強さと実用性を兼ね備えた、新しい「走りの愉しさ」

 

 

 

SUBARUのストロングハイブリッドは、走行状況に応じてエンジンとモーターを使い分ける「シリーズ・パラレル方式」を採用しています。

 

M:HEVは「ガソリンエンジン」を主な動力としていましたが、「電気モーター」を主な動力として走行し、モーターが苦手な領域を「電気モーターとガソリンエンジン」2つを組みあわせて走行し、効率よく動力源を制御しています。

 

 

低燃費・低排出ガスはもちろん、スムーズな加速や静粛性を向上させるとともに、SUBARU独自のシンメトリカルAWDによって、優れた走行安定性を発揮します。

 

 

さらに、コンパクトな水平対向エンジンの特長を活かし、大型の駆動用バッテリーを搭載しながらも燃料タンク容量を拡大し、航続距離の大幅な拡大を実現しています。

(M:HEV=48L → S:HEV=63L)

 

 

以下、M:HEV搭載車とS:HEV搭載車との燃費比較

 

例)クロストレック FWD

 

 

SUBARUならではの安定した走りはそのままに、さらに力強い加速性能と燃費性能の向上を実現したことで、どこまでも走っていきたくなる愉しさをお届けいたします

 

 

搭載車種※2025年10月時点

 

 

クロストレック

Premium S:HEV / Premium S:HEV EX グレード

 

 

フォレスター

Premium S:HEV / Premium S:HEV EX / X-BREAK S:HEV / X-BREAK S:HEV EX グレード

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます!!

 

 

ちなみに、『M:HEV』と『S:HEV』の見分け方としては、運転席または助手席のドア付近についております、エンブレムをご確認ください

 

 

M:HEVのエンブレム

 

 

 

S:HEVのエンブレム

 

 

他にも『M:HEV』と『S:HEV』どちらもたくさん魅力がありますが、 当ブログだけでは語りきれません!

 

ぜひ続きはスタッフから試乗しながら語らせてください🙌

 

 

 

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