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福山店

【 鈴木CAの西日本紀行 第3回 】 レガシィアウトバックと阿蘇の大草原へ。

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重要なお知らせ

広島スバル株式会社ほか5社は、4月1日(火)よりスバル中四国株式会社として経営統合いたします。

(プレスリリースはコチラ

 

車検につきまして

統合による社名変更に伴う陸運局等への申請関係上、3月30日(日)および31日(月)は車検をお受けいただくことができませんので、ご注意ください。

 

お引取・ご納車費用につきまして

全店舗料金統一に伴い、4月3日(木)より、お客様のやむを得ないご事情によるお引取・ご納車の場合、費用は下記の通り変更となります。ご理解の程、何卒お願い申し上げます。

 

店頭からの距離 片道料金(税込)

15km未満

1,650円
15km以上30km未満

2,750円

30km以上 4,400円

 

※遠方からのご依頼についてはご希望に添えない場合がございます
※離島や有料道路等、追加料金が必要な場合は別途申し受けます
※原則、積載車を使用せず、自走での引取納車になります
※引取・納車ともにご依頼主もしくは、ご親族の立会いが必須となります

 


 

こんにちは

毎週福山店ブログをご覧いただきありがとうございます。

鈴木でございます。

 

今回は、カメラが趣味の鈴木CAが愛車のレガシィアウトバックに乗り込み不定期に中四国の「おすすめ」を皆様に写真とともにご紹介するコーナー、題して「鈴木CAの西日本紀行」。

 

久しぶりの更新となってしまいましたが、今回は夏季休暇に数日かけて九州旅行をした時のお話です。

福山を出発し、別府→湯布院→(ゆふいんの森)→福岡→阿蘇→高千穂→熊本城と、九州を満喫して参りました。今回は、旅の後半で訪れた阿蘇くじゅう国立公園を中心にお伝えできればと思います。

 

季節外れの更新ではございますが、今年の夏休み旅行のご参考になりましたら幸いです。

 

それでは始めます。

 

 

阿蘇くじゅう国立公園

 

広島スバル(株)福山店から約500km、阿蘇くじゅう国立公園は大分県と熊本県にまたがり、九州中心部に位置する国立公園です。

 

大カルデラにそびえる阿蘇山やその北に連なるくじゅう連山などの火山群、そして、その周囲に広がる雄大でなだらかな草原が特徴です。

 

 

湯布院からやまなみハイウェイを走ると、気づけば国立公園の中にいます。

 

広々とした道を駆け抜けると、まず見えてくるのはくじゅう連山です。

 

 

 

シートベンチレーション機能が夏は大活躍です。

 

 

阿蘇の大草原

 

くじゅう連山の麓を抜け、外輪山のミルクロードへ入ると、久石譲さんの曲が流れてきそうな、穏やかな景色が広がります。

 

 

最高のドライブコースです。

 

 

大噴火によってできた阿蘇カルデラは、

 

南北約25km、東西約18kmに及ぶ世界最大級のカルデラとのこと。

 

 

阿蘇の景色は、とてもバラエティに富み、

 

険しい岩がむき出しの山があれば、遠くまで見通せる平野となだらかな丘もあります。

 

 

阿蘇の草原は、はるか昔に起こった巨大噴火を伴う阿蘇山の火山活動によりできた火山台地の上に広がり、
千年以上前から現在も続いている人々の営みによって草原が維持されているとのこと。

 

 

しかし、これほど雄大な阿蘇の大草原にも課題はあるようです。

 

環境省のパンフレットによると「阿蘇の草原の広さは年々小さくなっています。(中略)これまで、阿蘇の草原は、農耕用の馬や牛の牧場として利用されてきました。さらに、草原の野草を住居の茅葺き屋根の材料として、また暖をとるための燃料として等、地域住民の暮らしの様々な場面で欠かせないものとして用いられてきました。今日では、ライフスタイルの変化により野草を生活の材料・道具として利用する人が少なくなっています。さらに、農作業用の馬や牛はトラクター等の機械に代わり、草原を放牧場とした牧畜業に携わる人も減少し、草原を利用する機会が激減しています。その結果、草原の広さが100年前の半分以下に縮小し、今もなお減少し続けています。」と記載されています。

 

近年では国立公園エリア外にメガソーラーが設置されるなど、景観の変化も問題視されています。

 

持続可能な方法で、これから先も阿蘇の雄大な景観を見れたらなと心から思います。

 

 

大草原には阿蘇の雄大な景観を支える、あか牛をはじめとする牛や馬がのんびり暮らしています。

 

 

次は有名な大観峰へ向かいます。

 

ミルクロードには、こうした阿蘇でしか見れない美しい景色が広がっています。

 

 

大観峰駐車場の売店で販売されている「阿蘇の逸品」のソーセージがとても美味しかったです。

 

 

マリオも気持ちよさそうです。

 

 

絵画のような世界。

 

 

映画「最強のふたり(Intouchables)」の影響か、鈴木の脳内では NinaSimoneのFeeling Goodが流れています。

 

 

大観峰から見る景色は圧巻です。

 

 

米塚

 

少し火口側へ足をすすめてみると、触り心地のよさそうな小山があります。

 

阿蘇火山において最も新しい時期(約3,000年前)に形成され、お椀を伏せたようなきれいな円錐形状をしている「米塚」です。どこか、静岡県にある「大室山」に似ています。

 

 

米塚を過ぎ、火口に近づいていくと景色が一変します。

 

安全な場所に停車して撮影

 

中岳火口付近

 

阿蘇くじゅう国立公園の中心を形成するくじゅう連山は、最高峰の中岳(1,791m)をはじめとした峰々からなります。中岳は、最も活発な活動をしている火山であり、直近では2021年に噴火しています。

 

 

今も絶え間なく蒸気が上がっており、地球が生きていることを実感します。

 

 

左に見える火口退避壕を見ていただければ、火口の規模の大きさがご理解いただけるかと思います。

 

 

標高が高いので、天気もすぐに変わります。

 

気づけば目の前には、CM撮影ができそうな景色が広がっていました。

 

 

 

なだらかな丘に広がる大草原と、険しい岩がむき出しになった荒々しい火口付近のコントラスト、

 

これこそが阿蘇の魅力だと感じます。

 

 

ここで、Web広告にも採用された写真を一枚。

 

駐車場に停車して撮影

 

あか牛料理

 

美味しい料理を食べることも旅の醍醐味の一つです。

 

そこで、南阿蘇村にある白水乃蔵さんへ。

 

 

阿蘇の景観を形成している重要な存在として「あか牛」があります。

 

それは、牛たちが阿蘇の大草原を1000年にもわたり守り続けてきたからです。

 

年に一度の野焼きと、大草原に放牧されたあか牛が毎日40~50kgの草を食べ、3~6km歩くことで、草原が森になることを防いでくれています。

 

 

ストレスなくのびのびと大草原で育ったあか牛は、ヘルシーかつ、とても美味しく、もっと世に広く広まってほしいと思います。

 

それが、阿蘇の大草原を守ることに繋がっていくのだと思います。

 

 

温泉

 

阿蘇の周辺には、火山の恵みである温泉地が多く、古くから地域の人々や観光客に親しまれています。

 

今回は「日本秘湯を守る会」会員宿の「奥阿蘇の宿やまなみ」さんへ。

 

日本秘湯を守る会は「鳥取岩井温泉 岩井屋」さんや、「徳島祖谷温泉 ホテル祖谷温泉」さんなど宿泊してきましたが、どこも泉質が抜群に良く、夕朝食も美味しく、オススメです。

 

 

温泉は加水も加温もしない源泉かけ流し、適温のアルカリ性単純温泉が溢れていました。

 

部屋もリニューアルされており、かけ流しの温泉が備わる部屋もあるなど、温泉好きな方にオススメしたい宿です。

 

夕食処もとっても雰囲気があるんですよ。地産品を活用した、山菜やお肉、お魚を中心とした郷土料理がとても美味でした。

 

 

肝心な源泉ですが、温度は45.1度、湧出量は毎分53リットル、一切加温・加水なし。

 

アルカリ性単純温泉(PH9.1)のつるつるとした泉質です。

 

 

豊富な湧水

 

アルカリ性単純泉が湧く温泉の近くには、川など豊富な水があるイメージがあります。

 

宿の近くには「池山水源」という湧水がありました。

 

環境省の名水百選にも選ばれた池山水源は、恒温13.5℃、毎分30トンという豊富な湧水を誇っています。

 

 

阿蘇の草原には、全国年間平均雨量の約2倍を超える雨が降り注ぎます。

 

広大な草原を覆う野草が雨水の流れを穏やかにし、火山性土壌の大地に大量の水を染み込ませていきます。

 

阿蘇五岳や外輪山などに浸透した雨水は、20~30年かけて地下を通り、1,500箇所以上あると言われる湧水地等から九州内6つの主要河川に流れていくそうです。

 

 

湧水は、農業用水や飲料水などに利用され、この河川流域に生活する人口約500万人の暮らしを支えています。

 

中心都市である熊本市は、市域の70万人超の人口を支える水道水が全て地下水でまかなわれている世界でも稀有な都市とのこと。

 

産業面においても、豊富な水こそが、シリコンアイランドと呼ばれる強力な半導体サプライチェーンを構築しているんですね。

 

 

ちなみに阿蘇の代表的な水源としては「白川水源」というものがあり、南阿蘇村湧水群を代表する水源で、毎分60トンの水が湧き出しています。環境省選定の名水百選にも選ばれています。

 

高千穂峡

 

お隣の宮崎県に位置する高千穂峡。

 

高千穂は原木しいたけの栽培が盛んなようです。

菌床ではなく、原木。しいたけ好きにはたまりません。

 

高千穂峡ですが、こちらも阿蘇火山活動の噴出した火砕流が、五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、急激に冷却されたために柱状節理の懸崖となった峡谷とのこと。

 

幾度かの阿蘇山の大噴火が今の九州の景観を作り出しているんですね。

 

 

美しい峡谷なのですが、夏休みの時期ということもあり、とにかく人が多かったです。

 

 

日本には、地域により様々な景色があるんだなとつくづく実感します。

 

身近にある美しい瀬戸内の景色も、他地域に行けば当たり前の景色ではないように。

 

インバウンドの方が多く来られていましたが、実は日本人よりも海外の方のほうが日本の魅力に気づいているのかもしれません。

 

 

熊本城

 

熊本市内中心部に堂々と佇む、熊本城。

 

路面電車と城という風景は、松山で生まれた自分にとって、どこか親しみを感じます。

 

宿泊した星野リゾートさんの「OMO5」は、施設も綺麗ですし、アクセスも抜群です。

 

 

難攻不落の熊本城。

 

なかなか城には立ち入ることができず、ようやく近づいてきました。

 

 

戦国時代の名将「加藤清正公」が築城した熊本城。

 

現在の天守閣は、昭和35(1960)年、鉄筋鉄骨コンクリート造りで再建されたようです。

 

甚大な被害を受けた平成28年熊本地震の震災復興のシンボルとして最優先で復旧作業が進められ、令和3年3月に完全復旧したようです。今は館内も含めとても綺麗になっていました。

 

 

あまりお城のことは詳しくないですが、流石「難攻不落」と言われた熊本城。

 

いたるところに攻め入られないような細工があり、機能美が溢れた佇まいが、とても美しいと感じました。

 

内部はフロアごとに各時代における熊本城や武将の解説があり、非常に楽しかったです。

 

 

広大な熊本城の敷地内では、今もなお、復旧作業が続いています。

 

 

いたるところに熊本地震の痕跡が残ります。

 

 

それでは、熊本城天守から見た熊本市内の夜景と、夜の天守閣の写真と、熊本と言えば・・・の某キャラクターの寫眞で今日はおしまいです。

 

 

人口70万人超の政令指定都市「熊本市」、都会なのにどこか住みやすそうな街ですね。

 

 

熊本城に隣接する戦国時代の名将「加藤清正公」を主神とする加藤神社へ行くと、

 

水野学さんが生み出した日本を代表する史上最強※のゆるキャラ「くまモン」がたしかにそこにはいました。

 

※鈴木調べ

 

 

今回の西日本紀行は以上になります。

4月にかけて、これまで更新できていなかった本シリーズを少しずつ更新していきたいと思っています。

 

毎週お読みいただき、ありがとうございます。

 

この一週間の間に2つの感動がありましたので、共有させていただき、本日はお別れです。

 

1つ目:カメラの話

久しぶりに心揺さぶられるほどに魅力的なカメラが某社より登場してしまいました・・・。

モノが溢れるこのご時世、「撮ること」の本質を極限まで研ぎ澄まし、過激なまでにシンプルにデザインされたそのカメラは、約7時間かけてアルミニウムインゴットから削り出され、作られていく手のかかりよう。年々感動することが減ってきていると感じる今日この頃、はじめてiPhoneのU/Iに触れた時のような、そんな心くすぐられる、魂を感じる製品に出会えたことに感動を覚えました。

マーケターの森岡毅さんが、どこかの媒体で「本能にぶっ刺されば当たる」と仰っていましたが、私にとってはまさにそんな製品。純粋に欲しいのですが、Z8があるのでどうしたものか・・・

 

2つ目:とある梅田にある革の鞄屋さんの接客の話

一営業として、素敵な接客に感銘を受けました。どんな接客だったかと申しますと、店内に展示されている各製品特長やデザイナーの話、ブランドのこだわりや歴史等のストーリーを丁寧に伝えていただいただけでなく、お話をしている中で革やブランドに対する、その方の愛がひしひしと伝わってきました。そんな接客を前に、わたくし自身すっかりブランドに引き込まれてしまった次第でございます。我々もSUBARUという、決してマスブランドではない企業で働くからこそ、その方のようなブランドの伝道師でありたいと、改めて考えるきっかけになりました。

 

 

参考文献:

環境省ホームページ 阿蘇くじゅう国立公園

環境省パンフレット「阿蘇の草原を守る」

熊本城ホームページ

ほか

 


 

鈴木CAの西日本紀行 バックナンバー

 

 


 

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